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突然の出来事に不思議そうに疑問符を頭の上に浮かばせる彼女にかじくんはふっと笑って意地悪そうに「飴、欲しかったんだろ?」と言って驚く彼女を他所に「ほら、行くぞ。」って手を握った。おばちゃんからもらった飴はもう一つあるのに自分のを彼女にあげたかじくん。手を掴んでずんずんと歩く。

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何も言わない彼に「ねえ、かじくん」と彼女が最初に沈黙を破ると「どした」と不器用そうな声で言われて「怒ってる?」と聞くと少しだけ間が空いた後に「怒ってねえよ」と返事されて怒ってるなあと思う。ちらっと彼女の方を見て悲しそうに眉を下げている様子を待てぐぬぬと怒りより罪悪感が勝ってしまう

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