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五は今度は薬のせいでなくぶわっと汗をかいた。体の自由を奪われて、抵抗できないのだ。きっとスマホは壊されてるからGPSはきかない。多分近場だろうけど、ここがどこだかもわからない。そして打たれた薬がなんなのかも謎なのだ。ブレる視界の中で相手の人数を数えた。五人だ。(ギリ勝てる…?)そう、
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無謀だとわかっていつつ絶望したくなくて、強気にそう考えた時だった。制服のジャケットを剥がす勢いで脱がされて、頭を掴まれたと思ったらぐいっと引っ張られて鋭い痛みが走る。ベッドに正座する形で座らされ、力が入らない体に戸惑いながらぐったりとしていたら、白シャツ一枚だけの上半身に先ほどの