ポスト

フラれたとしても、以前のようにただの友達として振る舞えるわけがない。 放課後がはじまるチャイムの音を聞いて、俺は裏庭に向かった。 裏庭に向かうと、ちょうど二人がお互いを見つけたところだった。 「友達くん、どうしたの? 改まって話だなんて」

メニューを開く

兎騎(とき)かなで@tokidokidokkiri

みんなのコメント

メニューを開く

「あ、うん。来てくれてありがとう……その」 友達はもじもじと指を弄っている。 俺は茂みから飛び出して、友達の手をむんずと掴んだ。 「えっ、親友!?」 「おい、掃除当番サボったろ」 適当なことを言って「こいつ借りてくね」と本命ちゃんに手を振った。 「いや、俺今日当番じゃないはず……てか、

兎騎(とき)かなで@tokidokidokkiri

人気ポスト

もっと見る
Yahoo!リアルタイム検索アプリ