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ぼくには恋人がいませんが、恋人が死んでしまったときの美しい涙を流してみたいのです。そのかわりに流れ星があるのですよと、きみが言った。そのかわりに皿にヒビが入るのですよと、きみが言った。そのかわりに桜の花びらに筋が入るのですよと、きみが言った。/最果タヒ「天使と人」

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