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シフはアルベルトの部屋へ行こうと立ち上がり、自分の部屋から出ようと扉開けると、既にアルベルトがそこにいた。 「ああ、シフ。ちょうど良かった。さっき買ってきた君の分の傷薬と、それから…」 髪から雫を滴らせているアルベルトをシフは自分の部屋へ引き込み、自分のマントでぐるぐると包んだ。

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「全く、こんなに濡れちまったじゃないか!」 「わ…、待ってシフ、これくらい平気だってば」 「ダメだ。濡れたのを放っておくと死んじまう。しっかり乾かしてあったかくしな」 シフはアルベルトの濡れた髪をわしわしとマントで掻いた。金の癖毛から水滴が撥ねてシフの顔を濡らしたが、構わなかった。

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