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「ありがとう、シフ」 「いいんだよ」 「君がいなければ、僕は…!」 「いいんだ。いいんだよ。こうして生きてるんだ」 マント越しに滲むアルベルトの涙がシフの首筋をしっとりと濡らしたが、それも構わなかった。アルベルトの涙が止まるまで、二人はそうしていた。

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突然のアルシフ小話(時系列は不明)

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