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夢みる宝石/ちくま文庫/シオドア・スタージョン 今ごろスタージョンの新訳が出るとは思わなかった。昔の表紙のインパクトが強すぎて新刊の平積みを見ても素通りしてしまったのは致し方ない。ピエロ、ペニーワイズといえばキングのITが取り沙汰されがちだけど、旧版夢みる宝石の表紙絵も相当つよい。

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SFとファンタジーとアクションが美しく融合した本編は言わずもがなの一級品で、そこに訳者さんがあとがきで教えてくれた既存の永井訳への思い入れや上手な距離を保ちつつ新訳作業を進めたというような裏話が加わり、本当に宝石のように素敵な一冊。語彙力消失のあまり「好き」しか言えない。

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