松本先生や、メインメカアシスタトの板橋さんからも同じ話を聞いたので、間違い無いかと。

79年の時点で、月掲載7本で、完成原稿だけで、600p以上。更にアニメの監修や、チェック、シナリオ監修などもしていたから。当然、作品が多過ぎて、アニメの全てチェックは出来ていませんが。 999の外張りの蒸気機関も、内装のメインコンピュータ、客車における木目も、全部手書き。

＞定規なし、コンパス無しのフリーハンド 本田技研工業かな？ ※あそこはフリーハンドで描けない内は社員研修所を出して貰えないと聞いた。

当時は、大和を匂わせる作品に、戦争を匂わせる軍艦マーチを流すということは、多分に攻撃的であるという認識が強かったようで。 もし、あのまま放送されていたら、放送中止に追い込まれていても、おかしくなかったと。

松本先生としては、ヤマトは大和から産まれたけど、大和には戻さない事を会議で何度も確認して作っていたのに関わらず。Pが独断で軍艦マーチを流そうと変更したらしい。 数ヶ月前にTwitterで高千穂さんが後日宮武さんから報告を受けて、背筋の凍る思いをしたと吐露されてましたね。

話を戻しまして。新谷さん。幾つか逸話が残ってまして。その内の一つに。ヤマト1の話がありました。 何でも、地上波発放送１話の時に、ヤマトのPが使用楽曲を独断で変更したそうで。それを知った松本先生と新谷さんが、大慌てで放送局に赴き、放送開始1時間前に正規の楽曲に戻したそうですよ。

ご本人から確認取れなかったので、伝説の一部に過ぎませんが。松本先生が少女漫画を描いていた頃、原稿あげたその時に、翌日受け取り、60Pというのを頼まれたらしい。 当時は漫画雑誌に漫画がオマケとして付くというのが流行っていたそうで。徹夜して18時間で書き上げたらしい。

詳しく説明すると、藤子不二雄が月掲載500p台。時期は語られなかったから不明。 手塚治虫が700p台、月連載10本の頃。 石ノ森章太郎が手塚を遥かに凌いでいたらしい。700P中頃から800pに迫るぐらいは書いていたのではないかと。

以前から別の所で、ちょくちょく書いてますが。松本先生曰く、一番凄かったのが石ノ森さん(以下省略)、次が手塚。私で、藤子不二雄と言ってましたね。

漫画の内容は知らないので、どのような密度かもわかりませんが。