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２／４ 「その月の二十五日に検死が来た。 二十九日には、忠蔵の妻と兄の妻と、忠蔵の惣領の眊太郎が評定所に呼び出しになった。おれと黒部篤三郎という兄の三男が同行して出席した。 それから、事件のことで一年のうち、月に二度くらいずつ、評定所へ行った。」 pic.twitter.com/0moxUSxnwY
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３／４ 「その暮、三郎右衛門が越後へ行くが、三男の正之助というのを心配するから、おれが意見をして、供に連れて行けばいいと言った。三郎右衛門は聞き入れて連れて行くつもりになったから、正之助に行き先のことや、お代官の侍は支配地へ行くと金になるから、その心得もよく教えてやった。」 pic.twitter.com/1cdQNvpQaM
