ポスト

ぺちぺちと腰に回された大きな手を軽く叩く。ビクともしない妖怪の手に思わず舌打ちをしかけた。 「こうやって外でも室内でも腰を抱くのはやめた方がいい。ご近所さんはおろか、妖怪たちにも俺なんかを後釜だと勘違いされてる」 「む……」 ちょん、と唇を尖らせて不満そうにするげげろの胸板に

メニューを開く

みんなのコメント

メニューを開く

手を置いて離れようとするも、腰の手が許してくれない。それどころが、力を込めてくる。ずりずりと足を引きずり、半身をあいつへ預けてしまう。ふわりと香るあいつの匂いにくらりと酔いながら距離を取ろうと慌てた。 「おい」 「勘違いではないぞ」 「は?」 ふぅ、と再度吐き出される紫煙。

メニューを開く

ふぉろーしてもいいですか??🤭

人気ポスト

もっと見る
Yahoo!リアルタイム検索アプリ