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米国で7月1日施行となった所謂「排日移民法」により、当時日本国内で煽られていた反米機運に乗り、国粋主義団体「大行社」が米国映画排斥運動を起こす。これを奇貨として日本映画製作者協会加盟各社は、圧倒的質と量で国内市場を席巻するハリウッド映画の配給停止を決定、自社製品の拡販を目論んだ

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こうした業界の自主規制に対し、牧野省三はUA日本支社配給部長高村正次と連携、UA作品の配給を後援し懇意の映画館での上映を切らさなかった。国内メジャー各社の報復は、米国映画を求める客の大入りに跳ね返された。米国映画排斥を主導した横田永之助はかつての右腕にまたも煮え湯を飲まされたのだった

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