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東条・小磯内閣時代には、絶望はなかった。敵が明白であったから…(略)内閣が変り、鈴木貫太郎が海軍の出であろうと(略)政府権力は、依然として三つあった。内閣と陸軍と海軍と。三つの政府を上にもつぼくらに、戦争ができる筈がなかった。 『戦中派の条理と不条理』

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村上一郞bot@murakami___bot

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