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しかし、今回安田講堂に入ろうとした学生数はわずかで、警察まで動員し、力で彼らの行動を阻止する必要があったのか？1969年に東大幹部と学生との間に「学内問題を解決する手段として警察を使わない」という覚え書きが結ばれているが、大学側は、あっさりとこの覚え書きを放棄してしまった。
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大学という最高学府で言論の自由が保証されないと、それはもはや民主主義国家ではない。学長は、学費値上げについて、学生の理解が得られる対話を行わねばならない。それが、学長に求められた最低限の仕事だ。嫌なら、さっさと学長を辞めればよい。
