ポスト

有川浩「明日の子供たち」読了 児童養護施設に転職した元営業職の主人公を起点に、同僚や上司、子供たち、関係機関にそれぞれ焦点を当てて物語を展開する物語 支援者としての当事者との関わり方を描き、「家族ごっこ」ではなく、「当事者が生きていくための地域資源」として描かれていて好感が持てた。

メニューを開く

みんなのコメント

メニューを開く

主役級の子供たちに「本が好き」という設定があり、作品が本の形を持ちつつ作中にて、「本で他人の価値観が想像できる」「実際の声を知ってほしい」「寄付は何が必要か施設に聞いてほしい」と語り、未成年には他者理解を、社会人には施設への支援方法を示唆しているのが上手いなぁ~と思った…。

人気ポスト

もっと見る
Yahoo!リアルタイム検索アプリ