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「だから、この世界から抜け出すならアイツが必要なんじゃないかと思う。それがアイツ自体なのか、能力なのか、知識なのかはわからないし、聞いて教えてくれるとも思わないけど」 あまり関わりたくないと書いてありそうな顔で言います。
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『一理ありますね……』 報酬を持っていった時の花弁は、核心的な部分は話さないような印象を受けたことを思い出し、解決策にはあまりならないかもしれないと考えます。 『帰らないとしても、この暗闇に留まりたくないのなら、花弁さんを探すのも良いかもしれませんね』