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「帝銀事件を論ず」、戦後すぐの十何人もを毒殺した陰惨な事件について、戦中に幾つもの死体を目の当たりにした現実の荒廃・戦争を犯人に見出し、事件の推理をするのかと思えば、文学とは何か、政治とは何かを論じる文章で、のっけからこれはスケールが違うぞ、と感じさせられる。

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東條慎生@後藤論刊行@inthewall81

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下山事件の推理から、人間は孤独に陥った時が最も好色になるものだと書いたり、金閣寺放火犯の文章の観念性について、人間どうしても思うように考えを文章に出来るものではないと指摘し、単に金閣寺に住んでいたから金閣寺に放火したという即物性を見ようとする。

東條慎生@後藤論刊行@inthewall81

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