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太中in探偵社員寮 「待て、無理だろ……」 部屋に入るなり背中を強打され万年床の煎餅布団にうつ伏せに寝かされる。俺の背に馬乗りになった包帯男の行動にこれから起こることを想像しサァッと血の気が引いた。 「なにが?」 「なにが、じゃねェ!隣に丁稚達が住んでるって云ってたじゃねえか!」
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「ああ、まだ帰ってこないから大丈夫さ」 「大丈夫なわけねえだろ!手前のねちっこさは数分で終わるわけねえんだから!」 「やだなあ人のこと遅漏みたいに。のこのこついてきたのは中也でしょう?」 「部屋に俺の忘れモンがあるって云うから来てやったンだろうが!」 「信じたの?」 「……嘘かよ」