かつて… 板東英二さんが言ってましたよね…「プロで長年やれるのは体力なんです 技術は二の次とにかく体力なんです 体力があれば長くやれて数字を残せる 体力があるかないかそれだけです」

今の先発ピッチャーは100球でもペース配分をするらしい。最初から完投を目指さないのなら、チャンチャラおかしい話だ。

みんな金ヤンや別所毅彦みたいな人のイメージなんでしょうね。 尾崎行雄や西村一孔、権藤博なんか本当に1、2年酷使されてそのまま潰されてしまった投手なんですがね… まあ、小山正明なんかが解説で「今の若いのは…」とか言っちゃうからそれに引きずられる感はありますが。

1981年の日ハム岡部投手（13勝、最優秀防御率）、1982年の日ハム工藤投手（20勝、最多勝、最多勝率）、1984年のロッテ石川投手（15勝、最多勝率）等、その年は大活躍するも、その後故障に悩んだ選手がいましたね。

「昔の選手は」と言う人は権藤博に謝れと言いたいです。

村田兆治や鈴木啓示がそんなこと言うから、お前らが特別なんだよと権藤博が指摘したとか。

凄まじい酷使という名の選別を勝ち抜き、それでいて超人的記録を残した人々の生存者バイアスですからね。

権藤博投手（中日）や宅和本司投手（南海）あたりが代表格でしょうか。 お2人とも、2年の大活躍フル回転酷使の影響で、その翌年のシーズン途中にダメになったパターンだったと思います。

今の若い子は昔よりもプロ意識が非常に高い。だって連戦中に飲みに行くやつ殆どいないもん。 晩年の関根潤三さんのお言葉。。。

ダブルヘッダーがあれば両方で先発完投とまではいかなくても第1試合先発完投､第2試合はリリーフ登板はザラだったそうです。