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マーティン・エイミス『関心領域 』、映画では「目はそらせても音は消せない」ってな音響効果が強烈だったけど、原作で印象に残るのはくり返し描かれる「悪臭」。もちろん死体の匂い。目はそらせても匂いを消すことはできない。「秘密? どこが秘密ですか? 国じゅうが鼻をつまんでいるだけです」。

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bubbles-goto@bubblesgoto

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マーティン・エイミス『関心領域 』、強制収容所の所長が、観劇中に「観客を毒ガスで殺すとしたら…」と夢想する場面は、映画にも活かされてたね。実は小説の方は、もう一度劇場の場面がある。そこで彼は死体の焼却を想像しこう思うんだよ。「アーリア人はなんといいにおいがすることか!」。うげえ。

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