ポスト
ふと🐯男先輩の顔を頭に描く。 ススキ野原みたいに優しく揺れる瞳はいつもおれを「好きだ」って謳ってる。口から覗く舌は柘榴のように真っ赤で、それがちょっとエッ千だと思っていると、🐯男先輩から伸ばされた少し冷たい指がおれのものに絡んで引き寄せられる。 今もそう、誰もいない夕方の図書室で。
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隣に座る🐯男先輩の右手が机の上のおれの左手に重ねられた。もう勉強は切り上げて一緒に帰ろうって事だろう?🐯男先輩の目尻にさした紅は夕陽のせいにしたいんだよな。 うん、わかるぜ。🐯男先輩はとてもわかりやすい。 稲葉さんのね、あたたかくて優しい□ゾが大好きだからー🥰稲葉さんの描く