ポスト
→ ホン・サンスは2021年の『イントロダクション』で時制が大胆に飛ぶ3幕構成を試みたが、それをワンシチュエーションの仕掛けに洗練させた。撮影自体は簡素だが人を喰った語り口で、不思議な建造物に迷い込んだようでもある。ビョンスが直面する波乱の迷走は現実なのか妄想なのか、多様な解釈の可能性
メニューを開くみんなのコメント
メニューを開く![](https://rts-pctr.c.yimg.jp/BgIFgYJGVIVv8u0nVJvw8B2FauAYMF4jOP5zFJAV4i5e72TLbER0xQeK1l8ZZ0OLS3AePv2TvUHrl7IVo5tqU9sLpKW_3k8tshSs8gQpGogVqmqPwJ0oKZ3wBFArp8pXrxwnVh73iDfv_NDRAo5xGwVwZAim024zqt6pSunVN7_Ljfd0b83MkPBMt2Me_ZN3z-M40c_csvnRNh5eQiclUPhORJPUa87yMgvpcSkj79c=)
→ を呼び込む 更に興味深いのは、今回の主人公は男性の映画監督。これは以前のホン・サンス作品によく見られた定番のパターンだった。しかし12年の『3人のアンヌ』辺りから女性の主人公を据える傾向が続き、ホン・サンス自身をパロディー化したような中年男性が真ん中に来るのは久々。→