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岡山県立美術館の北斎と広重展。 北斎はあちこちの展覧会で見てきたけど、広重がこれだけ大規模に展示されているのは初めて。 北斎はとにかく勢いと息吹が凄い。1枚の浮世絵の中に磯が匂い、生温い潮風が吹き、行き交う人々のさざめきが聞こえ、生活音が響いてくる。1枚1枚に当時の生活を感じる。
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広重は雪と雨と月の静謐な情景が広がる。隣で見ていた親子が「永谷園!」と叫んだのには笑ってしまった。広重はやはり雨と月が良い。実家に立原先生の広重浮世絵が何枚もあるが、本物の静謐さは広重からしか感じられない。 良い展覧会でした。