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音速をかはゆきものと思(も)ひそめし寒さのゆるぶ睦月ここぬか  謎彦 おもひでに棲まふ書肆あり大いなる毛蟹のごとく脚をひろげて ここもとにありし分け目を梳き出さむただそれのみの春のくれがた 春すぎてうすくあせばむ観音の臍のごまにもよこしまぞなき #短歌 #2024年自分が選ぶ今年上半期の4首

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謎彦 Nazohiko@nazohiko

みんなのコメント

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「よく出来た歌」を自選したつもりはない。 下手の横好きである私に「よく出来た歌」など一つもなかろうし、仮に少しくらいあったとしても、それを自力では判別できないだろう。 ならば、どんな基準でこの四首を抜き出したのかと問われるかもしれないが、これまた、私自身ではトンと掴めないのである🙃

謎彦 Nazohiko@nazohiko

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