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→「一文笛」は演者を選ぶ噺だと思うが、私が個人的に（ニンに合う）と思ったのは桂団朝さん。指を落とそうがいくら努力しても“カタギ”にはなれない、どうしようもない主人公を演じ切るには噺家としての“力量”とは異なるsomethingが要求されると思うのだが→
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→ざこばさんのそれは、その「どうしようもなさ」が哀しくも可笑しくもあり、今のコンプライアンスでは「あかん」というところも含めて赦せるほどに、実に絶品であった。 録画したデータはしばらく消さずに繰返し視聴することにしよう。
