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「津島は中世には河野水軍の根拠地の一つとなり，近世には今治藩に属した。帆船交通の要路に位置し海運が盛んであり，大山祇神社には数多くの帆船の絵馬を奉納されている。 大正期から瀬戸内海の温暖な気候を生かしてイチジク・ビワなどの栽培が発達した。>
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「特に島南部の緩斜面上にはイチジクの段畑が形成され，「津島イチジク」はブランド化された。第二次世界大戦後にはほとんどが柑橘園に転換されたが，イチジクは省力的な果樹であることから，温州ミカンが衰退した現在も栽培が続けられている。>
