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寅子は「自分が女性法曹を代表して世の中を変えていかねばならない」という想いが強すぎるように思う。それは良くいえば使命感や正義感が強いということかもしれないが、裏返せば「私ならこの世の中を変えられるはずだ」という彼女の傲慢さと過信が透けて見えるように個人的には感じてしまう。(続)
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穂高先生の退任式での言葉は、ああいう場での謙遜と、「世の中はそう簡単に変えられるものではない」という現実を知っている人間から出たものにすぎず、決して諦めの言葉ではないように思う。諦めるどころか、穂高先生こそ当時の世の中の理不尽と闘ってきた人間だ。女子部を創設し、(続)