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近代以降の怪談収集家というと田中貢太郎かなぁ。 『日本怪談実話〈全〉』 〈全〉とつくだけあって、大変なボリュームの本であり、何編収録されてるんだろう。1〜3頁の怪異譚が物凄い量収録されている。 新聞社のカメラマンがネタ探しに歩いていると、街頭にすっきりした美人が立っていて、 pic.twitter.com/j9uiklposM
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電柱の広告をぼんやりと眺めていた。 それが当時人気の松井須磨子であったから、パチリと一枚写真を撮り、お愛想に挨拶をして別れた。 翌日、社にいると松井須磨子自殺の報が飛びこんできた。 昨日撮った写真を確かめると、電柱の広告には、「明日をも知れない人の身の上」という文字が書かれていた。