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松木先生が「入院とは自宅が治療的でなくなったときに選択されるものである」的なことを書いていて、これも唸らされる。逆に言えば、本来自宅というのは治療的な場所であるということだ。家族との暮らしにせよ、一人暮らしにせよ、誰もが自宅を治療的仕掛けに満ちた場所として設計している。 x.com/ktowhata/statu…
メニューを開く東畑 開人@ktowhata
精神科医の松木邦裕が、要約すると、「社会や文化が心の病を作り出していることを語るのはたやすいが、個々人の健康を回復していくことがいかに困難きわまることか」ということを書いていて、深い、と思わざるを得ない。個人というミクロなものが、いかに複雑で、そして変化しにくいものであるか。