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脇田成・東京都立大学教授の新著と「賃上げはなぜ必要か」(2014年)は、賃金を労働需給で決まる内生変数ではなく、政策担当者が決める外生変数のように語っており、違和感を覚える。新著には「国際標準とは異なる日本独自のモデルが必要」旨の記述があり、実際、主流派経済学に反する主張が多い。1/2 x.com/olzugcq24jfw8i…
メニューを開く脇田成先生の『日本経済の故障箇所』を読み終えた。 円安株高について、企業から景気波及する経路がなく、家計を苦しめているとして、 さらなる金融政策の正常化と速やかなインフレ目標破棄を主張していて、 リフレ派と投資家の人は受け入れ難い内容かとは思うが、データが豊富で説得的だと思う。
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「過剰な企業貯蓄が問題。賃上げが必要」までは、主流派と同じ。しかし、それを実現するための政策論が、主流派は拡張的金融財政政策、教授は円高政策。賃金は労働需給で決まり、労働需要は財・サービス需要からの派生需要であることを、教授は無視している。2/2