ポスト

僕は、一体どうしたら。 そのとき。ワッと歓声が上がり、ふと顔を上げれば、青空を背景にして宙を舞うブーケ。 「え」 ピンク、黄色、ブルー、グリーン、前方を彩るたくさんの色を飛び越えて、宙を舞うブーケは、放物線を描き僕らのほうへ。 (嘘だろ…!) 反応が遅れ、落ちる!と焦った僕の目の前、

メニューを開く

みんなのコメント

メニューを開く

割り込んできた逞しいあなたの左手がそれを片手でキャッチすると、ポンとやさしく、出遅れた僕の右手に握らされた。 「次は君、みたいだが?」 「は?」 「君のここに、誓っても?」 繋がれたままだった左手の薬指がもう一度、するりと撫でられた。 7月7日 七タ

人気ポスト

もっと見る
Yahoo!リアルタイム検索アプリ