人気ポスト

さみだれの雲間の軒のほととぎす雨にかはりて声の落ちくる 慈円。 西行の 郭公ふかき峰より出でにけり外山のすそに声の落ち来る と結句が同じですね。こちらは新古今集入集。

メニューを開く

梶間和歌@京極派と新古今の人@WakaKajima

みんなのコメント

メニューを開く

雲間は晴れ間の意。 晴れ間なので五月雨の雨ではなく、代わりにほととぎすの声が落ちてくる、と詠む。 とても良いとか機知に富んでいるとかいう感じではないですが、 「声ぞ(が)落ちくる」でなく「声の落ちくる(ことよ……)」と余韻ある表現を選んだ点には納得。

梶間和歌@京極派と新古今の人@WakaKajima

Yahoo!リアルタイム検索アプリ