ポスト
特に印象深いのが第2楽章だ。冒頭のビブラートがたっぷりかかったホルンのソロが美しい!そして中間部、第1楽章主題の回想が最強奏で断ち切られ、数秒の沈黙の後ピチカートで曲が再開するまでの息詰まる空気。満場の聴衆は全員固唾を呑んでいた。曲が再開し、オーボエの旋律が聴こえてきた時、(続)
メニューを開くみんなのコメント
メニューを開く![](https://rts-pctr.c.yimg.jp/BgIFgYJGVIVv8u0nVJvw8B2FauAYMF4jOP5zFJAV4i5e72TLbER0xQeK1l8ZZ0OLDC8SylYMXPDYdQa51amSpiSfblJwyOIbpU2-sESzIO7BKVLsmqENxGoNBdKWvN2-bmibVlaG4s746TavwD9FeVidLTgLDkNhoYAHPlIo_fuCJmDyU28PF6Y9waLPv3AJmerxeu-Y0WGyUYiQaib7IYYaJkHywsCnLqTCyAZr4ac=)
安堵のため息が1階席からいくつも漏れ、微かなどよめきが3階席まで上がってきた… その後チャイコフスキー5番の演奏は数限りなく聴いたが、こんな客席の様子には一度もお目にかかったことがない。ムラヴィンスキーはオケのみならず、客席をも巻き込む恐るべき求心力を持った大指揮者だった。