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秋葉原で出会った街商は茣蓙の上に胡座をかいて一億円の品物を売っていた。封をされた空き瓶には『アイドルの才能』と印字されている。財布を取り出した薫子は傍らの栞子を一瞥した。 「この子じゃ払えない?」 悲しかった。激怒した。けれど姉を軽蔑することはできなかった。忘れることもできない。

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気まぐれ虹ヶ咲スープ@nijigaku_soup

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