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再帰性理論が「対象理解の不完全性」を帰結する点は重要である。もしこの理論が裏権力の謀略の原理だとするなら、彼らも「世界はワンワールドに向かって収束する」という決定論はあり得ない事を理解している事になるからである。世界の動きを完全に掌握し、予言者の如く未来を見通す事は不可能だと。

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だが、裏権力はその事は百も承知であろう。決定論がないと分かった上で、如何に不確実性を減らすかに彼らの“努力”が傾注されているとみられる。「思考と社会現象の相互干渉性」という理論的前提に立つ時、「人々の思考をコントロールする」という条件を足す事で、理論上は不確実性を減らす事が出来る。

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