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民俗資料の処分云々の話題が流れてきたので私がとても好きな論文をご紹介しましょう。 犂(からすき)という農具の形態を全国に渡って調査し、白村江の後に百済・高句麗難民がどのように各地に散らばり浸透していったのかを調査した研究です。すさまじい量の犂の調査をしています。 pic.twitter.com/sr3ZoD90ZH

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たとえ近隣の土地であっても犂には在来型、半島型、近江政府型の特徴があり、詳細に見て行くことで移民の定住の程度が明らかになるのです。 犂という民具1つで得られる情報の膨大さと、それらを調査して解析した研究の重厚さにただただ感服するのみです。 そしてこの研究は、犂1つを各地の

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河野通明氏『日本農耕具史の基礎的研究』所収論文と深く関わる犂、馬鍬、農耕鞍の実物資料が、奈良県立民俗博物館のコレクションの一つ「奈良県の牛耕用具」(奈良県指定有形民俗文化財 545点)として保存されています。重複資料群としての有形民俗文化財の意義を示す好例としても参考になるかと。

横山浩子@cTbZxi1UZAEOPQO

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似たような物こそ残さなければいけない

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