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⇨民俗資料は、誰でもが使っていたモノであり、美しくないかもしれないし、パッとみて価値がわかるようなものでもない。はっきりいうと「ガラクタ」。しかしそのガラクタが、学問の光をあてることによって、私たちやご先祖様の生活を表す宝物になる。そういうことができる場が民俗博物館なのです。
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⇨奈良県立民俗博物館のすばらしい展示の基礎を築いたのは、採用されたばかりの若き民俗学者・芳井敬郎先生(後、花園大学副学長、名誉教授、故人)。若い芳井先生は、委員の大先生が「民俗博物館は民具をズラリと並べるだけでいいんだ」というのをはねつけ、人々の生活を具現するような展示をした。