ポスト

内容についてはせっかくなので書評を読んでもらえればと思うけれども、鄧の人生を軸とした評伝でありつつ、戦前〜戦後の台湾写真界の群像劇でもあり、一方でそこに日本との関係やフォルモサ・イデオロギー的な国家の話(鄧は客家の家の生まれ)も絡んできて、なかなか骨太な小説だった。

メニューを開く

KURIHARA Yutaka@moyoko0629

みんなのコメント

メニューを開く

そもそも著者もこれが初の邦訳だし、台湾の写真史にも自分は何の知識もなかったものの、訳者あとがき(解説)が痒いところに手が届いていて背景も頭に入れたうえで面白く読めた。著者は鄭成功や台湾総督だった佐久間左馬太などを描いた歴史小説なども結構書いてきたらしく、なるほどと思った。

KURIHARA Yutaka@moyoko0629

人気ポスト

もっと見る
Yahoo!リアルタイム検索アプリ