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お馴染みの名曲だが、巨大なNHKホールの空間の中で凛としたヴァイオリンの佇まいをしっかり感じさせる、清澄な演奏。音色は引き締まっていて、黒光りする鉱石のような光沢感。一挺のヴァイオリンから広がる宇宙のような世界観。暑苦しさや重苦しさの対極。いと美し。 さて、後半の「田園」、
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個人的には前半と打って変わって、入り込めなかった。総じて、あまり指揮者の共感が感じられず、ドライに過ぎた印象。前半に引き続きオケは弦12型、比較的ヴィブラートは抑えながらも古楽風のメリハリをあまりつけず、あくまで正攻法。ただ、この交響曲に秘められたストーリー性があまり浮かび