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前にも書いたが死と再生の聖地熊野について改めて。 熊野は古くから神域であり山岳修行の地であり死者の魂が集う山であり彌陀の浄土ともされ、同時に海からは修行者が南の海上にある観音の住む補陀落山に船で向かう補陀落渡海が行われた。那智勝浦の補陀洛山寺にはその補陀落渡海船が復元されている。 pic.twitter.com/LcbMHfX06Y
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四方に鳥居を建てた船に行者が入る建物があり、その中に数日分の食糧を入れて遥か南のポータラカへ旅立つ。櫓も何もなくやがて海の藻屑となる。これは要するに水葬であり、魂は補陀落へと辿り着く、のである。那智勝浦からは25人の渡海行者の記録がある。 pic.twitter.com/IGzs5Bz4t4