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「国家建設」や権力の浸透に関して、本書が論じてるのは張作霖政権まで。満洲の生態地理的な特徴に根差した社会経済的環境が、その後の日本の統治や、国民党や共産党の統治に及ぼした影響については、未だに満研界隈研究者の課題として残っている。

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こさく@kosakuhead

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研究課題として真っ先に思いつくのは、「満洲国」による農作物「集荷」や、共産党による食糧「買付」を容易にした可能性。しかし、大豆から自家用食糧への作付転換が進む上、厳冬は食糧の長期保存を容易にするという側面もあり、県城で待っていれば農作物が集まってくるという種のものではない。

こさく@kosakuhead

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