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長年積読であった森鴎外の「帝謚考」にようやく手つける。 歴代天皇の謚(おくり名、〇〇天皇、というあれ)の含意を、数多の漢籍から示す力作だが、これ、図書頭(国立国会図書館長?)鴎外の、公的な成果物として読むと、なかなか味わい深い。 神功皇后が則天武后に関わりうるなど、目から鱗だ。
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昔から疑問なんだよな。 例えば、三国志のスタート、後漢の霊帝の時代だが、もちろん、「霊」という謚は、亡くなってからつけるものだけど、「霊」って、めちゃくちゃひどい意味だぞ。 まがりなりにも、自分の祖先に、そんなひどい名前つけるのか。 あのあたりの感覚が、よくわからないのだ。