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安政6年9月15日 夜四ツ半頃 大工柏屋幸次郎弟子弥五郎廿才位 神田明神神輿を出迎えた帰りに 明神前沢の井前で 頭かすり、肩をそがれ、背中を斬られた。 相手は久永石見守家来で 紋付桃灯を捨て逃げたので、これを証拠に屋敷に掛け合った。 「桃灯はこちらのに間違いないが 中間がその喧嘩の場所へ

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藤村成生@BYyabarakko

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通りかかり、桃灯を捨てたもので こちらの家来が斬ったものではない。 それでも願い出るなら勝手にするがいい」 弥五郎は医師佐藤春庵にみてもらい 命に別状はなく、その後全快したが 今更願い出ても 御検使の物入り、番所の入用と大金がかかり その上斬り手を捕らえるのも難しいので それきりになった

藤村成生@BYyabarakko

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