リサーチ技術の伝承の観点からクソデカ持分割合物件の検索方法を書いておきます。地名や人名に使われてなさそうな常用漢字として「垓」を選出して登記簿図書館で甲区検索。虎ノ門一丁目の物件が大量に引っかかり，権利関係が複雑そうな予感があったので登記を取得すると持分１垓分のを発見。

この分数は約分できます。約分後の結果は以下の通りです： - 約分後の分子：49728961513701523968750000000000000000000000000000000000000000 - 約分後の分母：532715096468172034259 この分数は最大公約数 \(4.8 \times 10^{21}\) で約分されています。

アボガドロ数よりも大きいのか。これは相当なものだ。

本来の意味の「地上げ」を行なって、元々の地権者の所有権に関して完全均等に割り当てようとすると、こういう分配分母が発生してしまうということなんだろうか。

億兆京垓𥝱じょうこうかんせいさいごく恒河沙あそうぎ那由多不可思議無量大数と子供の頃覚えたの忘れないもんだな

実社会に𥝱は存在した🦁

これっていわゆる再開発に関わる元の土地の所有者に渡された再開発後（土地の合筆などされた後）の持ち分じゃないかな。小さな土地を集めて大きくしたので、小さな土地の共有持分は分母が大きくなり、こうなったのでは。共有持分は常に全体が１になるはずなので

持分を足し合わせると「1」になることを確認するだけの仕事って無いんだろうか…………。

森ビル株式会社「え？」

それよりも、所有権者名の「え」って何なんでしょうかね？