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展覧会での成果というのは微妙な位置づけなのか、何年も前のことだが、展示で出雲大社の境内に六十六部の納経塔が戦国時代にあったと指摘したことがある。納経者の間で刃傷沙汰があって、大社の西側の奉納山に移されたとの話もあるのだけど、それを初めて指摘したのは、明らかに私の展示だった。

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h-ashitaka@shu1086ta

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しかし、間もなく、他の研究者が元々は自分が先に考えていたからと、地元の考古学系の雑誌に詳細な論文を投稿された。時間的に私の展示が明らかに先行していたのに、その論文には展示に関する言及はなし。 展示とはその程度のものかと嫌な気分になったことを思い出す。

h-ashitaka@shu1086ta

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