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「…自著『奇想の系譜』をきっかけにした昨今の「奇想」の日本美術ブームに対し、そんな思いを抱いていた美術史家の辻惟雄氏が、改めて「正統派」の絵画史について語ったインタビュー集。 岩佐又兵衛、狩野山雪、伊藤若冲、曽我蕭白ら奇想派の作品を見る上でも知っておきたい、江戸時代初期までの…」
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「…「やまと絵」と「狩野派」の流れ、そして若冲・蕭白の同時代人である円山応挙の画業について、じっくり解説しています。応挙の章では、弟子の長沢芦雪も登場。 さらに、辻氏が愛する室町時代のユニークな絵入り本『かるかや』と昭和の国民的画家・東山魁夷の作品についても詳しく紹介し、…」