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皮を剥き終えたミゲルは一切れ取り、書へと差し出す。 「口開けて」 初めのうちは照れが勝っていたが今となってはすっかり慣れた。こうしてミゲルが差し出してくれるものはどれもこれも、照れくささが吹き飛ぶくらい美味しい。今日の桃も口に含み噛んだ瞬間うっとりするほど甘い果汁が溢れ出してくる。

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けろけろ@keroranu

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頬が緩んで止まらない書を見てミゲルは目を細めた。 「美味い?」 「はい!」 「良かった」 彼もまた一切れ口に入れる。ただ美味しさを噛み締める書とは違い、咀嚼しながら味や食感などを確認しているようだ。

けろけろ@keroranu

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