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『遠野物語』は日本民俗学の創始者である柳田國男によるもの。今から百年以上前に書かれたもので、河童や座敷わらしなどの妖怪に惹かれた人でも難しい言い回しや言葉遣いに原著を読むのに挫折するひとも多いでしょう。富川さんもそのひとり。だってバリバリの広告マンだったわけですから。
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富川さんの著作『本当にはじめての〜』はびしっとスーツをキメた広告マンがなぜか遠野物語をプレゼンしているような不思議な違和感がすごくいいんです。遠野物語が民俗学好きのものだけじゃなくて「わたしたち」のものなんだと思えるんですね、民俗学も含めて。