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そのたびに受けはこんなDomがいるのかと感動したし、彼のことを好きだと思った。 「俺も君のことが好きだよ。まだグレアもDomも怖いけど、君のことは怖くない」 そう言うと、同僚が受けをぎゅっと抱きしめてきた。その体温に受けの心臓が跳ねる。けれども嫌ではない。 同僚とこんなに触れ合ったのは
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初めてだった。 「焦らなくていいし、出来なくてもいい。ただそばにいたいんだ」 「うん」 受けはそっと彼の背中に手を回した。大きな背中が暖かくて心地がいい。 じんわりと胸の中に広がっていく幸せを受けは確かに感じていた。 終わり