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斯様に企画も脚本も極めて醜いのだが、果たして演出家はその愚かさと醜さに、血と肉片が飛び交う凄惨な乱痴気騒ぎに還元して、精一杯応じてみせている。マーヴェルの救い難さとは、前述の如き愚かさ、醜悪さに無自覚な点なのだが、ショーン・レヴィはそれらを剥き出しにしようと試みているのだ。

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Yoshihiro 13@lonht6

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結果、『デッドプール&ウルヴァリン』は極めて病的な作品に仕上がっている。前述の如くレイノルズは間断なく躁病的に喋り続けては追手の殺戮に勤しむばかりで、一方のウルヴァリンことヒュー・ジャックマンは終始不機嫌であるか、怒りを抑えられずに爆発させ続ける。

Yoshihiro 13@lonht6

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