ポスト
「ふるやくんはいるか?」 オフィスの入口で声をかけると、本来れーくんがいるはずのデスクには荷物の山。しかも書類ではなく、大小様々な箱や紙袋。 「はい?」 とその荷物の上からぴょこ、と金が揺れてキレイなアイスブルーの瞳が現れた。
メニューを開くみんなのコメント
メニューを開く![](https://rts-pctr.c.yimg.jp/BgIFgYJGVIVv8u0nVJvw8B2FauAYMF4jOP5zFJAV4i5e72TLbER0xQeK1l8ZZ0OLqhdwGGxmSVdsVTD2Geh6PJSbAIq5AGhM1ZQHvaQlq0x-bjiG-vz40bVMglfn4bA8SMygtrqH84ADVIsksBkBl23ETzRqoBWTu9uTL2PRzzCcAXXEPXNZzgH_KIapM7IflR70OsSzvgtyWSXDr-PfqwYG2F0F11Da-MsNXLE2g-8=)
「どうしたんだ?その荷物。異動でもあるのか?」 れーくんのデスクに近づくとそれは荷物というより貰い物のようなジュースやら有名お菓子店のロゴが入っているのもが多かった。 「君、今日誕生日、とかじゃないよな?」 「え?違いますよ」 「ならこの荷物の量はなんだ?」